中学生職場体験
2024.8.30 -[イベント]
8月28日・29日の2日間、造道中学校の学生4名が職場体験に来てくれました。
初めは施設内を見学して頂き、その後、施設の説明、高齢者の特徴について、特養で働いている職種の仕事の説明を行いました。
学生の皆さんは、頷きながら真剣に話を聞いてくれました。
事前に頂いていた「仕事をしていて楽しいと感じたのはどんな時ですか」「入居者の方と接するに当たり、気をつけていることは何ですか」「どうしたらこの仕事に就けますか」「なぜこの仕事を目指したのですか」の職員への質問に対して、各職種から回答。
メモをとりながら、興味深く聞いてくれました。
利用者様がどのような食事をされているのか、ソフト食やトロミ飲料を試食したり、車椅子体験や福祉用具の体験も行いました。
当法人で取り組んでいますACP(人生会議)の疑似体験として「どせばいいカード」も体験してもらいました。
学生の皆さんは、思い思いに考え、カードを選んでいました。
学生さん一人一人の考えを知ることができた、とても良い時間でした。
利用者様との交流では、集団体操に一緒に参加。元気に楽しく体操を行いました。
そして学生の皆さんが考えてきてくれたレクリエーションを行いました。
懐かしい遊びのおはじきと、絵しりとりで利用者様と一緒に楽しみました。
「昔とやり方が少し違うのね」「あ~失敗した~」「懐かしいね」等の言葉が飛び交いながら、
一緒に楽しむことができました。
絵しりとりでは参加者全員、絵がとても上手でしたが、果物の絵が「りんご」なのか「梨」なのか等、
迷いながらも前の絵を見ながら連想し、絵を描いていました。
参加された利用者様は、「楽しかった」「おもしろかった」「また来て欲しいね」と大変喜ばれていました。
職員もまた、利用者様の意外な一面も垣間見え、楽しい時間でした。
造道中学校の学生の皆さん、楽しい時間をありがとうございました。
最後に職場体験の振り返りを学生の皆さんと行いました。
・車椅子清掃やシーツ交換は大変だった。
・利用者さんと話す時、気を遣った。職員の皆さんは上手に話しているのですごいと思った。
・利用者さんが楽しそうにしていて、いい場所だと思った。
・体験前は忙しくて大変そうと思ったが、楽しかった。
・利用者さんの笑顔に癒されました。
と、素晴らしい感想をいただきました。
少しでも介護に興味を持ってもらえたら嬉しいですね。
2日間お疲れ様でした。ありがとうございました。